Re: Brahms Symphonies

Akira Tagata (tagata at ibm.net)
Thu, 12 Nov 1998 22:19:25 +0900 (JST)

田形です。

From: "EIZO KAWAGOE" <BZY03327 at nifty.ne.jp>
Date: Wed, 11 Nov 1998 02:20:48 +0900
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>アンコールが始まってから、東京文化会館でブラームス4番の後の
>アンコールを聴いた事を思い出しました。あれは僕のチェリビダッ
>ケ体験でのベストでした。また、やはりあの頃のアンコールで体験
>した「ピチカート・ポルカ」も忘れられません。誰か覚えていませ
>んか。

86年10月15日、ハンガリー舞曲のとき、コンマス(トゥルバンとクスルテ
チュ)が譜面をなくしてしまって、結局さがしだせないまま演奏がはじまってしまっ
たのを覚えています。なにせ最前列のコンマスのすぐ下で聴いていたもので。
コンマスはほとんど演奏しないままで曲はおわりましたが、すばらしいものでした
ね。一人くらい関係ないのかな、などと思っていましたが。
演奏後の拍手の最中、チェリがコンマスに話しかけていて、(たぶん小言でしょう)
それを2人が神妙な表情で聞いていたのをおぼえています。

おや、あの時気が付きませんでしたし、後日にそんなエピソードも伝え
聞きませんでした。あるんですね。そういう事が。

ピチカートポルカは、なんかシュトラウスの作品をきいたというよりも、
「響き」の質が印象的で、音響の一大実験のような感じで聴いていました。ピチカー
トの響きが文化会館をみたしていく感じ、もう体験できないのでしょうね。

僕は、チェリビダッケの腕がいつ振り下ろされるのか身を乗り出して緊
張しながら楽しみ増した。腕が動くと、弦がぴったり揃ったそれまでに
ほかでは聞いた事も無いピチカートの響きが、緊張した静寂の中に伝わ
って行ったのを覚えています。そうですね、もう一度体験したいですね。

E5 川越 BZY03327 at nifty.ne.jp

-----Original Message-----
差出人 : Akira Tagata <tagata at ibm.net>
宛先 : celi-j at mailgate.wizvax.net <celi-j at mailgate.wizvax.net>
CC : celi-j at mailgate.wizvax.net <celi-j at mailgate.wizvax.net>
日時 : 1998年11月10日 22:58
件名 : Re: Brahms Symphonies

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Akira Tagata <akira at wizvax.net>, <tagata at ibm.net> Tokyo