>>小生、昨日、巷で評判の高いヴァントBPOの４番を聴きました。
>>...
>>はっきりいって、ヴァントは期待外れでした・・・・・・・。
>>なんでこんなのが話題になるんだろう・・・・？？？
>>...
>>どなたか、ヴァントの方も聴かれた方はいらっしゃいますか？
僕は、2日目と最終日(* 3日目 *)を聴きました。
録音ではWandの強引さが希薄に思えますねぇ。
僕もCDだけなら気に入ったかどうか、自信が無い。
全く異なる芸風ですが、チェリもWandも録音に恵まれて居ないという点では
一緒かなぁと思って居ます。 或は、2人共、録音の枠に収まり切らない演奏を
する人と言った方が良いのか。
チェリの音楽は、説得させられる音楽と言うか、「この曲って、本当は
こういう音だったのね」って発見させられる音楽でした。
一方のWandの音楽、力ずくでねじ伏せられてしまう音楽・・・と感じて
居ます。
僕の場合、特にチェリで実演を聴くことが叶わなかったブル9なんかを
聴いて居ると、ブル9ってこんな音楽のはずが無いと思いつつも、それなりに
感動してしまうもので(^_^;)
中里さんの場合、ブル4がこんな音楽のはずが無いという想いの方が
勝ってしまったということなんじゃ無いかしらん。
まぁ、少なくとも、今生きて居て実演を聴く事が可能な指揮者の中で、
無理しても聴く価値がある指揮者って、Wand位しか残って居ないという
ことだけは、保証しますよ(^_^)v
>>例のＶｎとＶａ（？）にアクセントを付けながら徐々に盛り上がっていく
>>手法は他では聴いたことがありませんでした。
ブル4は100枚位持って居るのですが、チェリ以外でこういうエンディングを
演って居るのは1枚だけでした。 以前、niftyで書いたことが有るので、
御読みになった方が居るかもしれませんが、Mora, Jordi指揮Jugend Orch.,
Munich。 チェリの弟子だそうです > Moraさん
尤も、チェリのブル4の魅力はこのエンディングのアクセントだけじゃ
有りませんよね。 va.の唄わせ方とか、そういう根本のところは、アマ・
オケだからかMoraさんが不甲斐ないのか、出来て居ませんが。
御興味がありましたら、次回の田形さんの例会で掛けて貰いましょうか？
チェリのブル4と聴き比べると、表面だけ似せても駄目だねぇと言うことが
実感出来るかもしれません(^_^;)
後、実演で、京都市民管弦楽団というアマ・オケで、例のエンディングを
聴いたことがあります。
こちらは、オケの技量はともかく(* プロと比べての話ですが *)、良い
演奏でした(^_^)v