Celibidache's Garden

Tagata, Akira (akira at wizvax.net)
Fri, 10 Apr 1998 01:04:59 +0900

田形です。

僕個人の事情ですが、メールは読めるけれど書けない状況が
続いていました。どうやら今日書けるようになり、発言再開
です。

映画「チェリビダッケの庭」を見て今帰ってきた所です。夜
遅いので、まず第一報を書いて済ませます。今日会場で見か
けたお馴染みの顔もありましたから、どうぞ発言を宜しく。

冒頭から、いきなり僕の好きなブルックナー9番第1楽章コ
ーダからで、どきりとしました :-) 全編を通じてブルックナ
ー9番、第1楽章、第3楽章が登場して嬉しい限りでした。
ブルックナーは9番だけで、それもスケルツォは、なし。
(ブルックナー9番に関しては新井さんから貴重な話題が出
されましたね。前述の通り発言できずに失礼しました)

もう一曲中心を占める曲が、モーツァルト「レクイエム」。
僕はモーツァルトに弱いので、どなたか発言してください。

あと、バルトーク「管弦楽のための協奏曲」が次に重要な位
置づけだったようです。

あと全編で重要なのが、若者達を指導する場面です。リハー
サルと言い、この指導と言い、お馴染みのものですが、内容
は今まで見たのとは同一ではないですから楽しめます(似た
ようなものと言う人も居るかもしれません :-)。

悪口を言うと、
- 映画としては、特に新しい試みはない
- 音楽に恵まれている(当たり前?)
といったところでしょうか。それでも楽しめました。

監督の挨拶では、細かな仕草がチェリビダッケを連想させま
す。第一声を聞いて、フランス語なのに驚きました。それか
ら全編、チェリビダッケも殆どフランス語でした。これは僕
には新しい発見です。

とりあえすきりがないので、今はこの位にとどめます。ほか
の方、発言をどうぞ。

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   Akira Tagata <akira at wizvax.net>, <tagata at ibm.net>